テキストサイズ

暗い少女は明るい少女?

第12章 文化祭 ステージ発表編

「それで美奈、何の用だ?」

「あっ、忘れてた。今、体育館で何してるか知ってる?」

「私、知ってる。『男装&女装』よね。」

「うん。私の友人が男装するはずだったんだけど出れなくなっちゃって。代わりに柊一が出てよ。」

「はあっっっ!なんでそうなるんだよ!それなら純が出たら」

「純が柊一の方がピッタリって言ったから。」

「純!僕を巻き込むなよ!」

そのやり取りを見ていた夏月が笑った。

「じゃあ、2人で出たらいいじゃない。」

「なんでそうなる!」

「まあ、仕方ないから。」 

そう言って僕と純は女子4人に連行されていったのだった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ