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暗い少女は明るい少女?

第48章 大学の友人、相沢さんの秘密

数日後

「珍しいね。柊一が私をご飯に誘うなんて。」

僕は灰音とお昼ご飯の約束をしていた。

「灰音に聞きたいことがあってね。」

「相沢さんのこと?」

僕はビックリした。
灰音は心が読めるのか?
僕の思ったことを察したのか灰音が口を開いた。

「別に私が心読める訳でも柊一が分かりやすい訳でもないよ。理美と夏月から聞いたわ。」

「…」

「私が話すことじゃないと思うんだけど。」

灰音はそう言って俯いた。

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