暗い少女は明るい少女?
第12章 文化祭 ステージ発表編
「お帰りなさいませ。ご主人様!」
そう言ってお辞儀した。
「ほら、柊一、スカートの裾をつまんで1回転して。」
さすがにギョッとしたが背に腹はかえられない。いやいやながらも黒いワンピの裾をつまんでクルッと1回転した。そしてもう1度お辞儀をしてすぐにステージ裏にひっこんんだ。
その途端
「ワーッ」
会場から歓声である。
「???」
「柊一、あんたやるじゃない。」
「やっぱり、柊一は女顔だな。色白で。」
「純!お前の方が女顔だろ!」
そういう純は赤や黄色カラフルなドレスにご丁寧にツーテールのかつらまでかぶっていた。
その恰好を見て美奈は笑っていた。
「あははっ、純ったらカワイイ!」
「何だよ!」
純が口を尖らした表情もまたどこか可愛らしくて僕たちはおなかを抱えて笑ってしまった。
そう言ってお辞儀した。
「ほら、柊一、スカートの裾をつまんで1回転して。」
さすがにギョッとしたが背に腹はかえられない。いやいやながらも黒いワンピの裾をつまんでクルッと1回転した。そしてもう1度お辞儀をしてすぐにステージ裏にひっこんんだ。
その途端
「ワーッ」
会場から歓声である。
「???」
「柊一、あんたやるじゃない。」
「やっぱり、柊一は女顔だな。色白で。」
「純!お前の方が女顔だろ!」
そういう純は赤や黄色カラフルなドレスにご丁寧にツーテールのかつらまでかぶっていた。
その恰好を見て美奈は笑っていた。
「あははっ、純ったらカワイイ!」
「何だよ!」
純が口を尖らした表情もまたどこか可愛らしくて僕たちはおなかを抱えて笑ってしまった。