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暗い少女は明るい少女?

第48章 大学の友人、相沢さんの秘密

「そう簡単にはいかないみたいだな。」

純が僕の口をふさいでそう言った。 

「???」

ガチャガチャ…
ドアを開ける物音がした。
僕と純はベットの影に隠れた。
ガチャ。
ドアが開いた。

目出し帽を被った3人組が入ってきた。
まずい状況である。
しかし、次の言葉を聞いた途端、僕の心は踊った。

「灰音の頼みじゃ、断れないよな。」

「北条くんと菊川くんに協力することがお嬢様が望んでいることみたいですし。」

「学校の友人は助け合いですしね。」

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