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暗い少女は明るい少女?

第48章 大学の友人、相沢さんの秘密

3人は目出し帽を脱いだ。
如月、クリスさん、光さん。

「いませんか?柊一くん。」

僕と純はベットの影から出た。

「北条くん、菊川くん、大丈夫?」

クリスさんが聞いた。
僕が答えるより前に純が少し困った顔をして答えた。

「俺はね。ただ、柊一は…」

「大丈夫だって。」

僕はそう答えた。
正直に言うとティリンスさんにお腹を殴られたせいか話すと腹がズキズキと痛むし、若干ふらつく。
ただ、みんなに迷惑かける訳にはいかなかった。

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