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暗い少女は明るい少女?

第49章 屋敷を脱出?

如月は不意に顔を上げた。
鋭い顔になる。

「よし、柊一、ここから脱出しよう。」

如月は周りを見回した。

「窓からじゃ、無茶だし。やっぱり強行突破しかないかな?」

「…だろうね。」

僕はやはりあの自宅警備員をどうにかしなきゃ脱出出来ないのは分かっていたから別に落胆もしなかった。
純、光さん、クリスさんが心配だが、取り敢えずは僕たちが脱出しなければどうにもならない。

「さーて、行くか!」

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