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暗い少女は明るい少女?

第49章 屋敷を脱出?

「クリスさんならきっと大丈夫だよ。」

純が走りながら如月に言う。 
僕たちは階段を一気に駆け下りた。
玄関から外へ飛び出そうとした瞬間、3つの影が立ち塞がった。
宮城武、宮城百合、ティリンスだった。

「逃げれると思った?」

百合の言葉に純が言い返した。

「お前ら、いい加減にしろよ!」

武が言う。

「俺らは北条柊一に用があるんだけどな。」

「用があるからって拉致するやつがどこにいるんだ?警察沙汰だぞ、これ。」

如月が言う。

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