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暗い少女は明るい少女?

第50章 紅い竜と蒼い光

「なんでここに竜くんがいるの?」

「俺がどこの学校行こうが勝手だろう?光兄さんこそ。お義母さん、ここに行かす気は無いと聞きましたが。」

「母さんが行かせたい学校じゃなくて俺は自分が行きたいところに行く。竜くんがここに来たのは予想外だったが。」

「俺だって知らないよ。光兄さんがいるなんて。」

話が全く見えない。
しかし、かなり複雑な事情がありそうだ。

「なんでここに来た?」

「行きたい学部がここにあったんだ!」

「でも俺が先に行ったんだけど?」

「ここの学校は光兄さんのものじゃないだろうが!」

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