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暗い少女は明るい少女?

第54章 ティリンスの答え

3階の科学館ではいろいろなものに触れた。
時速500キロのリニアモーターカーからはどんな風に見えるのか運転席から見た感じを映像にして紹介していたり、昔の汽車の模型などがあった。
科学館と言っても県内産業について紹介しているところなどもあった。

3階の科学館を出たとき希一のお腹が鳴る。
僕は希一がきちんとお腹が減るということに安堵した。 
最近、希一はろくに食べてない気した。
僕も希一も今回の一件で痩せた。

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