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暗い少女は明るい少女?

第54章 ティリンスの答え

僕たちは1階のレストランで食券を買い、窓際の席に座る。
僕はハヤシライス、希一はカレーだ。
ずっと外を眺めていた希一が僕の方を向いて笑いかけた。
窓を指差している。
外に何かあるのだろうか?
窓からは中庭の池が見えた。
そこにはなんと未確認飛行物体が…。

「何だ?あれ?」

希一は笑ってる。
声が聞こえたならケラケラという言葉が似合うような笑い声が響いただろう。
後で知ったことだがどうやらそのUFOは池のお掃除をしていたらしい。

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