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暗い少女は明るい少女?

第54章 ティリンスの答え

「つっ!」

僕は目を覚ます。
天井が見えた。
僕は大きなベットに横たわっていた。

「目、覚めたか。」

「ティリンスさん!」

ベットに腰掛けて僕を見ていた。

「希一は?」

「彼ももちろんご無事ですよ。」

僕は聞く。

「ここは、百合の家か?あと、僕の手当てをしてくれたのはティリンスさんですね。」

「どちらも正解です。さすがですね。」

「…ありがとう。手当てしてくれて。」

僕はそう口にする。

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