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暗い少女は明るい少女?

第55章 純の話

今から数年前、高校2年の頃、菊川純はハッキリ言うと近寄りがたい存在であった。
その頃の純は人見知りでイケメンが故、切れ長な目が鋭く、気性か荒い性格も災いし友人もいなかった。
双子の妹、美奈とは全然似ていなかった。
そう、彼と会うまでは。

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