テキストサイズ

暗い少女は明るい少女?

第16章 修学旅行記2

翌日には昨夜のことは純も僕もすっかり忘れていた。
僕が起きた時、純はもう起きていた。

「あ、起きたのか。」

制服に着替えて学ランを上に着ようとしていたところだった。
僕はギクッとした。

「まさかヤバい時間だったりする?」

「いや。俺が起きたのが早い時間なだけ。あと朝食まで30分はあるから。」

「余裕はあるか。」

30分後

「ヤバい!のんびりしすぎた!」

「純がまだ大丈夫っていうからだよ!」

「ハアッ!」

言い合いしながら集合場所に走る羽目になってしまったのだった。
今日は華厳の滝、東京タワー、お台場のビーナスフォートだ。

「うわー!スゴーイっ!」

紅葉が綺麗な季節にこんな凄い滝が見れる。僕は感動した。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ