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LOVEの本当の意味

第2章 崩れてく関係

エッチをした次の日。

隼人はなにもなかったかのように登校してきた。

私は誰かにばれてるんじゃないかと思ってソワソワしてるって言うのに…

「おっす!元気?」

いつもみたいに話しかけてくる。

「おい。なんだよ。いつもと違うじゃん」
「え?…」
「具合でも悪いのか?」
軽そうにそう言って隼人は教室を出ていった。


「人の気も知らないくせに…」
私はポツリと呟いた。

すると、
「夏美…」

真帆が話しかけてきた。

真帆はクラスメートでもあり、私の親友だ。

「あ、真帆。何?」
「昨日のことで…ちょっといい?」
〔まさか、バレた?…〕
「う、うん。」

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