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第3章 一年前




何日かして部屋でゆっくりしていると民江がたまには外に出たほうが良いということで庭に出ることにした。



もう何年も外に出てなかったので、自分の家なのに部屋以外は何処に何があるのか分からなかった。


体力の無い私の為に民江は車椅子を引いてくれた。



冬なので、暖かい日差しが心地良かった。でも風は冷たいので毛布を掛けては温かい紅茶を水筒に入れては度々飲んでは散歩していたら、


西洋式のお墓みたいな石が沢山密集していた。



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