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死にたがりうさぎと泣き虫黒猫

第3章 崩壊する放課後

放課後


俺は学校の屋上で、下を見下ろしてた

ここから、飛んだら、気持ちいいかな?とかくだらないことを考える

「飛び降りても痛いし、この高さからなら、多分骨折だけじゃないかな?飛んでみる?」

急に上から声がする

なんだ?と思い顔をあげると、Mが真っ直な目線で、俺を見下ろしてた。

「おい。危ないぞ。つか、転落防止用金網どうやって登った」

転落防止用金網は2.5mぐらい高さがある。

Mの身長は155だ。よじ登ったとしても無理がある

「つか、いつからそこに」

「クラスの自己紹介の時間から、自己紹介の時に飛び降りようとしたけど、なんとなくY君が来る予感がしてからずっとここにいるの」

なんかよく分からん女だ。

「ねぇ。降ろして」

「無理。降りてこい。自力で」

「降ろしてくれないの?」

「自分から登ったんだろ?登ったなら降りれ。。。」

ガシャンと金網があたる

何かと思い横を見る

「寂しいくせに。親もいなくて、親戚にお世話になってるくせに、どうして、死にたいと思わないの」

なんで、そんなことしってるんだ。女の勘ってやつか

「死にたいか。Mはどうなのさ」

「失敗したの。計画は完璧だったのに。私もY君と同じだよ、ただ一つ違うのがある。私は死にたい」

おもむろに制服を脱ぎ始めるM

「ほら、酷いでしょ?」

ブラウスを脱ぐと、背中には火傷やら、切り傷や中にはえぐれてるような傷痕があった

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