
ハルカ
第2章 ~始まり~
急に何を言い出すかと思った。
まだ付き合って10カ月。
お互い若い。
どうして結婚なのか?
弘基は、結婚に強い憧れを持っていた。
憧れというよりは、願望が強いって感じ。
25歳までには結婚して、子供は3人。
女、男、男と欲しいらしい。
ゆくゆくは、マイホームを持つ。
結婚したら、バーで働くのは辞め、お父さんの会社に勤める。
まっ、これは弘基の希望でなく、お父さんにより決定らしい。
結婚するまでは、自由。
結婚したら、会社員になる。
古臭い考えな気もするが、お父さんなりの優しさだとも思う。
弘基のプロポーズを受け、まずは政基さんに報告すると
政基『あらぁ~。良かったじゃない。おめでとう!二次会は、ここでやりましょう!』
と言ってくれた。
弘基のご両親への挨拶では、いきなり
お父さんが『これから北海道に行こう!』と言い出した。
お母さんも『そうね。そうしましょう!』と乗り気だ。
いやいや。まだ、私の両親に結婚するという話しをしていない。
そのことを弘基が言うと、『まず悠さんのご両親への挨拶が先だろう!』とお父さんが言う。
お母さんが『私達は、悠さんが弘基のお嫁さんになるのは大賛成なのよ。』
ととても嬉しい言葉をくれた。
私は、感極まって涙を流してしまった。
弘基の前でも泣いた事がなかった。
なのに。
弘基は、私が泣いてるのを見て、優しく頭をポンポンっと叩いた。
それにも感動してしまい、私の涙は止まらなかった。
まだ付き合って10カ月。
お互い若い。
どうして結婚なのか?
弘基は、結婚に強い憧れを持っていた。
憧れというよりは、願望が強いって感じ。
25歳までには結婚して、子供は3人。
女、男、男と欲しいらしい。
ゆくゆくは、マイホームを持つ。
結婚したら、バーで働くのは辞め、お父さんの会社に勤める。
まっ、これは弘基の希望でなく、お父さんにより決定らしい。
結婚するまでは、自由。
結婚したら、会社員になる。
古臭い考えな気もするが、お父さんなりの優しさだとも思う。
弘基のプロポーズを受け、まずは政基さんに報告すると
政基『あらぁ~。良かったじゃない。おめでとう!二次会は、ここでやりましょう!』
と言ってくれた。
弘基のご両親への挨拶では、いきなり
お父さんが『これから北海道に行こう!』と言い出した。
お母さんも『そうね。そうしましょう!』と乗り気だ。
いやいや。まだ、私の両親に結婚するという話しをしていない。
そのことを弘基が言うと、『まず悠さんのご両親への挨拶が先だろう!』とお父さんが言う。
お母さんが『私達は、悠さんが弘基のお嫁さんになるのは大賛成なのよ。』
ととても嬉しい言葉をくれた。
私は、感極まって涙を流してしまった。
弘基の前でも泣いた事がなかった。
なのに。
弘基は、私が泣いてるのを見て、優しく頭をポンポンっと叩いた。
それにも感動してしまい、私の涙は止まらなかった。
