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ハルカ

第5章 ~困惑~

~日曜日~

大翔side

あの2人が一緒にいる。
いつもは、悠さんの隣は俺の場所なのに、今日は違う。

そこに居るのが当たり前かのように、彼女の隣に座り、顔を近づけ話をする。
さほどうるさくもないこの店で、何故そんなに近づいて会話をするのか。
意味が分からない。

これが、ただの嫉妬だとわかっている。

だが、口には出せない。


なぜなら、俺達は付き合っているわけではないのだから。

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