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弘基『えっ？悠さん、北海道からきたんですか？』

悠『うん。そうだよ～。この春ね！この1ヶ月で仕事決まらなかったら、帰る予定だったんだけど、ここで雇ってもらえたから、帰らなくてすんだ！』

弘基『実家に帰りたくないの？』

悠『ううん。そんな事ないよ。実家大好きだし！ただ、今までずっと北海道に住んでたから、違う所にも住んでみたくてさ～』

そんな感じで、普通に話しをするようになって、2週間。

私は、弘基に淡い恋心を抱いた。
身長175センチぐらいの、痩せ型。
だけれども、しっかりと絞った体をしていて、学生時代野球をやっていたというスポーツマン。
顔も私のタイプだった。
シャープな輪郭に、すっきりした鼻筋、切れ長ながら二重ではっきりしている目。
笑うと、右の口角がニカッと上がる感じ。
髪も長すぎさっぱりとした黒い短髪。
いつも明るく笑顔な彼をいつの間にか好きになっていた。

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俺は、悠さんを一目見て気に入った。
身長は、160センチないぐらい。
痩せすぎじゃなく、ちょっとぽっちゃりしてる感じだったけど、今時の子達は痩せすぎだ。
聞いた所、悠さんも学生時代にスポーツをしていたらしく、好感が持てた。

丸顔にぷっくりした唇。
くりっとした目。
髪もボブが少し伸びた感じだったけど、切りたいと言っていたから、きっちゃうのだろう。
俺としては、もう少し長めが理想だ。

でも、この2週間悠さんと仕事をして、彼女のハキハキとした受け答えやくにゃっと笑う感じの笑顔にドキドキした。