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愛のため。

第92章 一人きり。

あなたはそうやって


私が明日どうやって
お別れしようかと考えている時に


実にタイミング良くメールを
なんの前後の脈絡もなくただ一言



「好きや」



なんて言葉を私に。


泣きたい。苦しい。泣きたい。
一人きりで泣きたいのに。


でも、そう、
一人きりなら今すぐに
あなたのそばに。

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