【黒バス】「短編集です。」【腐向け】
第1章 「夏祭り」 火神×黒子
黒子たちにとって高校一年生の夏休み。
誰もが毎年、この夏休みを楽しみ、思い出をつくる。
それは黒子と火神も同じである。
夏休みに入る前、黒子と火神は周りからの猛烈な支援で見事付き合うことになった。
だが奥手な2人は一向に進展を見せず、周りのバスケ部員たちも呆れかけていた。
逆に付き合った方がぎくしゃくして見える、などという意見もある。
まだ少し早かったのだろうか、という意見も。
だが二年生たちはこの'夏休み'という貴重な時間で、2人を進展させようと考えたのだ。
「なぁリコ、どうにかしてあの2人を進展させられないか?」
木吉はとある休み時間、リコと日向に問い掛けた。
「あの2人?…あぁ、火神君と黒子君?」
「それ以外あるわけないだろ、ダァホ」
日向は、当たり前だというように、少しだけリコに毒を吐いた。
「なんか見てたら焦れったくてな。何か良いきっかけでもあれば何か変わるかもしれないのにな」
「だよな。あの2人にはきっかけが要ると思う」
うーんと、3人は腕を組んで考えた。
少し考えた後、リコの顔がはっと上がった。
「夏休みよ!夏休みがいいんじゃない?」
「夏休みって、何か良いイベントあったか?」
そこまで話すと、木吉も思い出したようにはっと顔を上げた。
誰もが毎年、この夏休みを楽しみ、思い出をつくる。
それは黒子と火神も同じである。
夏休みに入る前、黒子と火神は周りからの猛烈な支援で見事付き合うことになった。
だが奥手な2人は一向に進展を見せず、周りのバスケ部員たちも呆れかけていた。
逆に付き合った方がぎくしゃくして見える、などという意見もある。
まだ少し早かったのだろうか、という意見も。
だが二年生たちはこの'夏休み'という貴重な時間で、2人を進展させようと考えたのだ。
「なぁリコ、どうにかしてあの2人を進展させられないか?」
木吉はとある休み時間、リコと日向に問い掛けた。
「あの2人?…あぁ、火神君と黒子君?」
「それ以外あるわけないだろ、ダァホ」
日向は、当たり前だというように、少しだけリコに毒を吐いた。
「なんか見てたら焦れったくてな。何か良いきっかけでもあれば何か変わるかもしれないのにな」
「だよな。あの2人にはきっかけが要ると思う」
うーんと、3人は腕を組んで考えた。
少し考えた後、リコの顔がはっと上がった。
「夏休みよ!夏休みがいいんじゃない?」
「夏休みって、何か良いイベントあったか?」
そこまで話すと、木吉も思い出したようにはっと顔を上げた。