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【黒バス】「短編集です。」【腐向け】

第1章 「夏祭り」 火神×黒子

「鉄平、思い出した?」

「ここら辺で結構大きな夏祭りあったような気がして」

気がして、という割には木吉は自信有りげに応えた。


「あ、俺も思い出した。あの神社のやつだろ?」

「そう。いいと思わない?」


リコは嬉しそうな笑みを浮かべて言う。


「俺は賛成」

「俺も」


木吉と日向も賛成し、その作戦は二年生全員に行き渡った。


当然みんな賛成で、後で2人の様子を伺おう、ということにもなった。


変に見張りをつけては可哀想だし、嫌だろうからそういうことはしない。


でもあの2人なら後日の対応でわかるだろう、それが二年生の出した答えだった。


「あーっ、楽しみ」

伊月も胸を躍らせている。

小金井や水戸部も楽しそうだ。


夏祭り後の部活が楽しみだなあ、と、二年生全員が期待を膨らませ始めていた。

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