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【黒バス】「短編集です。」【腐向け】

第7章 「真っ暗」 キセキ×黄瀬

「もう嫌…っ嫌だぁああ」


「涼太、うるさいぞ」

「静かにしないと捻り潰すよ」


反抗すれば鞭でバチンと身体を叩かれる。

身体は体液でベトベト。

後ろの穴に残る異物感はいつまで経っても消えてくれない。



もうここに監禁されて何日経っただろうか。


とある倉庫に何も知らず見知らぬ男に連れて来られ、監禁された。

赤司っちが来て助けてくれたのかと思ったら、昔の仲間も来て俺をボロボロになるまで犯し始めた。


黒子っち、緑間っち、青峰っち、紫原っち、赤司っち。

かつて仲の良かったチームメイトは俺を壊していった。


口の中に充満する血の味。


職業柄、綺麗に手入れされていた身体は脆くも儚く傷ついていった。


「青峰……っち……ぃ」


涙を流し過ぎて腫れぼったくなった瞼を押し上げる。


と、そこには、俺の片思いの相手もいる。

大好きで大好きで、純粋に片思いをしていた、ずっと気になっていた相手。



ねえ、青峰っち。


なのにどうして、俺をそんな風に扱うの。

どうして俺の身体を平気で傷付けるの。


俺はあんたのことが好きだったのに。



「なんだよ黄瀬、泣くんじゃねぇ」


青峰っちの肥大した雄を口の中に詰められ、喉の最奥まで犯される。


こんなの、興奮もしない。嬉しくもない。


ただの性奴隷。


「ゔえぇっ…ぐるし…ぃ…っ」


口でするのを拒み、嗚咽を漏らすと黒子っちが顔を歪めて頭を撫でてくれる。


黒子っちはいつも泣いている。

俺を犯す時もずっと泣いている。


なんで泣いているの?

それすらわからない。


「黒子、撫でるなどしなくていいのだよ。そいつは性奴隷だろう」


そう誰かが俺を撫でるのをやめさせると、黒子っちは俺にだけ聞こえる声でごめんなさいと呟く。


そして静かに俺から離れていく。


そんな一部始終をみていると、口の中で青峰っちが果てた。


口内に青臭い男の臭いと味が広がる。



「う…ぐぅ…‼」


かつて好きだった人の精を飲み込み、苦味に涙を溢す。


苦くて苦くて、口から出したら、赤司っちが俺の頬を平手で打つ。

それが恐い。


ー涼太、可愛いよ。


そう言って俺を叩く。

嫌、嫌だ。もう、叩かないで。

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