テキストサイズ

妄想でいず、暴走中。

第3章 君と、となり。

矢浪君に、友達になって欲しいって言われてから、少しずつだけど矢浪君と話すようになった。

朝はおはよーって言って、授業中には苦手な数学を教えてもらったりして、帰りにばいばいって言う。そんなかんじ。

結愛には、「花音が男子と話してるとこなんて数年ぶりに見る!」と驚かれた。


そして、私と矢浪君がちょっとずつ話すようになるにつれ、矢浪君の友達の白柏君と結愛も気付いたら仲良しになっていた。


「あれ?結愛どこいった!?」

「目の前に居るじゃん!」

「あぁ、わり、ちっちゃくて見えなかったわー!」

「なんだと白柏ー!ばーか!」


今ではこんな風に白柏君が結愛をからかうのが日常茶飯事だ。

元々白柏君も結愛も元気で明るく、友達も多いタイプなので、すぐに仲良くなったみたい。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ