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妄想でいず、暴走中。

第4章 はじめての、デート。


「え…えっと…」


日向が顔を真っ赤にして俯く。

あれ、俺今めちゃくちゃ恥ずかしいこと言った?
てか日向のこと、かかか可愛いって言ったよな今、脳内では何回も言ってたけど!!!



「ま、まぁ!お花畑には変わりないけどな!!」


恥ずかしさを誤魔化すためにガタっと立ち上がり慌てて叫んだ。
周りの目が一気にこちらに向く。


「や、矢浪君、声大きいよ…」



更に紅くなる日向、そして俺。



「あらあら、高校生カップルかしら、初々しくて可愛いわねぇ。」


近くの席に座っていたおばちゃんの茶化すような声が聞こえてきて、とてつもなくいたたまれない気持ちになった。


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