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夏の秘密

第22章 夏休み



今回訪れた場所は
学校から離れた場所にある海
距離的に知り合いが訪れる可能性は低か
ったが
もし知り合いに会った時の事を考え
夏はかつらを被り女の子に
変装していた

これなら
知り合いに会っても大丈夫だったが…


総一郎「夏、行こう」

風太「夏、俺と行こう」

夏「えっ!?あっ、ちょっと…」


普段とは違い
女の子の格好をしていた夏
女の格好の夏ならベタベタしても変に思
われない
そう思ったのか
総一郎と風太は夏の手を取り
夏の気持ちなどそっちのけで引っ張って
いった


夏「ちょっ…先生!?風太!?」

風太「高野、夏が困ってるじゃないです
か」

総一郎「さん付けしろって言ってるだろ
う」

夏「ちょっと…」

勇助「…はぁ」


夏の気持ちなど無視し
最初に向かった場所は近くの水族館
小さな水族館だったが中は意外に広く雰
囲気もよく
カップルや家族連れなどが
多数、訪れていた


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