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風太「こんな髪型だから仕方ないんだけ
どね…」

夏「…」


確かに
風太が言うように
風太の髪型は初めて見る人にはインパク
ト
驚きが大きい髪型だった
夏も初めて風太と会った時はその髪型に
ビックリしたし最近は慣れたが時より
驚く事もある
でも…


夏「でも…だからってあんな風に笑うの
失礼だよ」

風太「慣れっこだよ」

夏「でも…」

風太「この髪型、女避けの為って言った
じゃん」

夏「…うん」

風太「本当はある人を避ける為にした事
なんだ…」

夏「ある人？」

風太「俺のお母さん」

夏「お母さん！？」


何故そこで
母親が出てくるのか謎だったが
話しを聞いてみると
風太と母親
二人の間には他人にはわからない複雑な
事情があるようで…


風太「本当のお母さんじゃなくて義理の
お母さんなんだけどさ…」

夏「仲悪いの？」

風太「その逆…歳が近い事もあったけど
仲良すぎて…」

夏「良すぎて？」

風太「父さんが泊まりの仕事でいない夜
お母さんに襲われたんだ」

夏「！？」