
夏の秘密
第22章 夏休み
風太「俺が中学三年生の時だった」
夏「大丈夫…だったの?」
風太「大丈夫、未遂だったよ…でもそれ
以来、女の人が苦手になった、初恋だっ
たから余計に…」
夏「…」
風太「誰にも相談出来なくて…辛くて…
早く家から出たくて…それで高校は寮の
ある学校に入ったんだ」
夏「でもどうして…どうして私に…」
風太「知っててほしかったんだ、夏には
夏が話してくれたように俺の事…」
夏「風太…」
風太「そろそろ時間だ、帰ろう」
夏「…うん」
風太とのデートを終え
ホテルへ戻ると二番目の相手が待ってい
た
二番目の相手
それは…
総一郎「夏、次は俺だよ」
風太「…」
夏「…」
総一郎「夏?行こう」
夏「…うんっ」
