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夏の秘密

第14章 カラオケ



夏「勇助さん…」

勇助『…悪いけど…俺…』

夏「どうしてもダメ…ですか…」

勇助『えっ?』

夏「本当の事言うと…カラオケは口実で
えっと…」

勇助『…』

夏「会いたいんです」

勇助『会いたいって…俺に?』

夏「はい」

勇助『…』


自分で言っていて恥ずかしくなったが
今さら、後戻りする事は
出来なかった


勇助『…』

夏「勇助さん?」

勇助『…やっぱり』

夏「えっ?」

勇助『やっぱり…行こうかな?カラオケ
せっかく夏美さんが誘ってくれたし』

夏「行きましょう!!きっと楽しいです
よ」

勇助『…そうだね』

夏「じゃあ詳しい事はまた後でメールし
ますね」

勇助『うん、それじゃあ』


気分転換になればと
軽い気持ちでカラオケに誘った夏
しかしその結果、勇助とあんな事になる
なんて
この時は誰も
想像していなかった


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