テキストサイズ

私のH

第9章 8人目

ーーチュッ。

『終わった。』

『えぇー。そんなのキスじゃない。』

鈴先輩がブーイング。


一樹さんは私のほっぺに軽いキスをしただけだった。

『どこにキスとは言われてない。』

一樹さんは平然と言うと飲み物を飲み始めた。

『次しよっ。』

と次々としていく。

していくたびに内容はエスカレート。

股間を触るとか…。

服を脱ぐとか…。

ディープキスをするとか…。

おっぱいを10秒見せるとか…。

していた。

幸い、私には一樹さんとのキス以外は当たらなかった。

『これで最後。王様だーれだ?』

『おっれー。』

王様は昌也さん。

『最後だから過激に…。
やろうぜ。

カナ行くぞ。』


『はぁい。』

カナ先輩は急いで準備をして二人は出ていこうとしていた。

『王様の言うことは絶対!
一樹と一成もやれよ。じゃあな。』

ーーバタン。

『私、一成君がいい。』


『俺は梨乃ちゃんがいい。
梨乃ちゃんは?』

『私は…。』

チラッと一樹さんを見ると目があった。

一樹さんははぁー。と溜め息をつくと

立ち上がり私の腕を掴み、私を外へと連れ出した。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ