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私のH

第6章 六人目

私は使われてない椅子に座っていた。

イタズラか…って思いつつも…

日頃来ることのない屋上の踊り場が、
異空間に感じ、その異空間が心地よく、椅子に座りぼーっとしていた。

するとコツコツと階段を登る音がした。


私の心臓はドキドキ…


誰…?

いたずら…?

何の…用?

足音が近づくたびに思考が回らなく、
心臓がうるさかった。

『高倉さん?』

私の前に表れたのは…

隣のクラスの田中君だった。

田中君は眼鏡を掛けていて、成績トップクラス…でも嫌みさがなく、いつも笑顔のクラスの頼りになるクラス委員長、誰が見ても優等生タイプ。

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