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私のH

第6章 六人目

一方の私は…。

友達もいない。

気を使うのがめんどくさいし。

友達同士で巻き込まれたりもうざいからべつにいいけど…。

髪の毛も…。

ピアスも…。

化粧も…

校則なんて知らない…。

興味ない。

そんな私に用があったのが田中君なんて…。

思ってもいなかった。

田中君は私に近づいてきた。

真剣な目をして…


私は捕らわれた獲物みたいに椅子から立ち、その場で田中君を見つめるのが精一杯だった。

それくらい真剣なまなざしだったから。

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