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乾いた空

第1章 一章




まったりとしていたら、窓の外はすっかり木々も眠る夜になっていた。


一度小屋を出て見ると辺りは深い霧に包まれては、野犬が狼のように遠吠えを上げているのが聞こえてきた。


車に着くまで多少歩かなくてはいけないので、途中で獣に合うのが心配なので、少女に即席の炬を作っては持たせては車へ向かった。



1人作業している時は何とも思わなかったが、一見見慣れた景色だが、良く見ると夜の森は全てが死んでいるかのように静かで寒くて、あの世と繋がっているように感じさせた。



怖いだろうと思ったが少女は明るい顔をしていた。



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