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乾いた空

第1章 一章




初めて夜遊びをするかのようにワクワクとした顔の少女に



「楽しい?」



「うん、
楽しいよ。
だって、あまり外出たこと無いから。」



「そうなんだ。」



「うん、
夜って、昼間の景色と全く違って見えるから、何だか別の場所にいるような気がするし、こんな山奥初めてだから怖いけど、冒険しているみたいで楽しい。」



純粋な回答?だった。感情のまま行動出来る少女が羨ましい。
僕には数学の公式ようにパターンが決まっているからだ。



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