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乾いた空

第1章 一章






う……ん……
から…だ……

う……ごか…な…い……


何が起きたか全くわからなかったが、それは激痛と共にやってきた。



「大丈夫?
ねえ、起きてよ!」



あまりの痛さに耳の先から何か聞こえてくるとしか思っていなかった。



また激痛が襲い、今度は脇腹に冷たさを感じたので目が覚めた。







僕はどうやら、
大きな怪我をしてしまったらしい……



脇腹に車の部品の一部が貫通していた。



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