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乾いた空

第1章 一章


流石にその事が驚きでいっぱいで頭の中が真っ白になり現実を受け入れることが出来ないない。

しかし少女がどうなっているのか気になり、視線を動かすと

僕の直ぐそばで真っ青な顔をして僕を見ていた。


無理もない。
少女からしたら、こんな姿はショックであろう。


貫通したままのせいか、出血はあまりしていないが、時間の問題だろう。



少女は大きな声を出してはSOSを出していたが、ここは人知れぬ山の奥。


しかも夜中だ。


尚更誰も来ないだろう。

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