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官能的大恋愛

第18章 嫉妬してギュッとして

パジャマでコソッと家から出て、ナガタッチの車に乗り込む。

「トシコッチ!」

ギュゥゥゥ…

息も出来なくなるくらいに抱き締められた。

「好きだよ!愛してる!トシコッチ!冷たくしてごめん!俺、実は君が口説かれてる所を見て嫉妬しちゃったんだ」

あ…やっぱり見られてたのね。

「中華料理屋で食事した帰りから、トシコッチの様子がおかしくて、心配してたんだ。それでさぁ、会いに行ったらあんな光景を目の当たりにしちゃって…俺…俺…情けないくらいに嫉妬して…怒ってたんだ…」

ナガタッチ、あなたは本当にどんだけ良い性格してんのさ。

恥ずかしいのは、情けないのは私なのに。

みっともないくらい、私はアホだよ。

こんな一途で優しいあなたに、試してただなんて…本当にごめんなさい。

それでも、素直に自分の気持ちを言えないでいる私を許して下さい。

「ナガタッチ…好き…」

チュッ…

私の手を握る、ナガタッチの手の甲にキスをした。

「だ~い好き…ずっと好き…嫉妬してくれて有り難う…嬉しいな…えへへ」

チュッ…チュッ…チュッ…

指先を見つめては、そこに何度もキスをした。

ナガタッチはおもむろにシートを倒して、後部座席に移動して、後ろから私を抱き締めた途端に、そのまま後部座席へと私を移動させた。

キャッ!…なっ…何を?!

押し倒されて馬乗りされて、ナガタッチは突然自分のズボンを下ろした。





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