永久の国のアリス
第2章 狂った世界と狂った住人と。
空はMissアリスが泣いたから青くて、空はMissアリスの頬を染めたから赤くて、空はMissアリスの闇を映したから黒い...か。
女王はどうしてそのような目的で嘘を教えたのか、それとも女王も知らなから嘘をついたのかもしれない。
僕は非現実な話が大嫌いだと思う反面、記憶が薄れて現実が真実が何もかも常識がわからない。
Mr.アリスこと僕とMissアリスはどれくらい歩いたかわからないくらい歩いた。
ハリボテのような電球くらいの明るさの太陽はなかなかに傾きもしないし同じところにずっとある。
大雑把な時間予測もできないけれど不思議と身体が疲れるとゆう間隔はなかった。
「あ!グリフォン!!」
「うわー、あれはキメラか?」
「乗せてもらおうよ!」
グリフォンことキメラみたいな生き物に乗せてもらうとか僕は食われたくない。
上半身が鷲で下半身がライオンなので見るからに肉食獣だ。
「グリフォーン!乗せて乗せてぇ」
「...」
「ありがと!Mr.アリス早く乗りなよ!空から見たら全体が見えるわ!」
「...僕も乗っていいの?」
グリフォンは頭を下げて静かにこちらを見ている。
まるで乗せてあげようとしている仕草で僕はなんだか拍子抜け。
でも、鷲ってカッコいいよな。ライオンの身体も逞しい。
「触ってもいいか?」
鷲は少し警戒してしまったか少し弾いて首が少し傾く。
僕は怖がらないようにクチバシの下からそっと触り頭上へと手を滑らす。
女王はどうしてそのような目的で嘘を教えたのか、それとも女王も知らなから嘘をついたのかもしれない。
僕は非現実な話が大嫌いだと思う反面、記憶が薄れて現実が真実が何もかも常識がわからない。
Mr.アリスこと僕とMissアリスはどれくらい歩いたかわからないくらい歩いた。
ハリボテのような電球くらいの明るさの太陽はなかなかに傾きもしないし同じところにずっとある。
大雑把な時間予測もできないけれど不思議と身体が疲れるとゆう間隔はなかった。
「あ!グリフォン!!」
「うわー、あれはキメラか?」
「乗せてもらおうよ!」
グリフォンことキメラみたいな生き物に乗せてもらうとか僕は食われたくない。
上半身が鷲で下半身がライオンなので見るからに肉食獣だ。
「グリフォーン!乗せて乗せてぇ」
「...」
「ありがと!Mr.アリス早く乗りなよ!空から見たら全体が見えるわ!」
「...僕も乗っていいの?」
グリフォンは頭を下げて静かにこちらを見ている。
まるで乗せてあげようとしている仕草で僕はなんだか拍子抜け。
でも、鷲ってカッコいいよな。ライオンの身体も逞しい。
「触ってもいいか?」
鷲は少し警戒してしまったか少し弾いて首が少し傾く。
僕は怖がらないようにクチバシの下からそっと触り頭上へと手を滑らす。