永久の国のアリス
第2章 狂った世界と狂った住人と。
* * *
嗚呼!なんて事だ!これはまさしく動物虐待、そう動物虐待よくないです。
「ネズミはティーポットに詰めるものじゃありません!!!!」
「この中に入ったら暖かくて気持ちいいかもしれないじゃんね!」
「お前、ネズミ...自分が入りたかったのかよ!!」
「...私は止めたんですよ」
「きゃははっきゃははっ」
どうしようもない、どうしようもないネズミと3月ウサギとやら。
私は止めたんですよとゆう帽子屋は見込みがある、まともな住人かもしれない。
目眩がする、僕がいままで関わってきた人たちに居ないタイプ。
...誰とかは覚えてはいないけれど、この疲労感がそれを確かなものとしてくれる。
「こんにちは帽子屋。また裁縫セット貸してくれる?」
「やぁ、アリス。これはまた一段と酷いね、女王さまはご立腹かな」
「そうなのよ」
「君は初めましてだね、私は帽子屋です」
「...初めまして、僕はMr.アリスです」
「アリスが二人に...ですか」
「わたしがアリスに復帰したら新しい役割をあげるわ!王さまなんてどうかしらどうかしら♪女王さまとお城で暮らしなさいな♪」
「...この世界に王と名のつく役割が増えるって有り?」
「有りですよ。...ただし女王さまに認められればです。はい、これ裁縫セット」
「......ふーん。あ、借りるな」
王さまだなんて冗談じゃない、処刑を狙って僕は役割を捨てたいとゆうのに。
役割を捨てた後に、どのようにして国から逃亡するか考えなくてはならないのに頭が痛くなる。
Missアリスに自身の頭を手で固定きてもらい僕は彼女の首を慎重に縫い合わせる。
血が出ないとはいえ、僕は医者ではないので吐き気がする。
首半分を縫い合わせたところでダラリと彼女が脱力をし、重みを感じる。
寝てしまったようで小さな寝息が聞こえる。
子供とは呑気なものだ、僕ならばこの状況下でうたた寝などできない。
「つかぬことをお伺いしたいのですがよろしいですか?」
嗚呼!なんて事だ!これはまさしく動物虐待、そう動物虐待よくないです。
「ネズミはティーポットに詰めるものじゃありません!!!!」
「この中に入ったら暖かくて気持ちいいかもしれないじゃんね!」
「お前、ネズミ...自分が入りたかったのかよ!!」
「...私は止めたんですよ」
「きゃははっきゃははっ」
どうしようもない、どうしようもないネズミと3月ウサギとやら。
私は止めたんですよとゆう帽子屋は見込みがある、まともな住人かもしれない。
目眩がする、僕がいままで関わってきた人たちに居ないタイプ。
...誰とかは覚えてはいないけれど、この疲労感がそれを確かなものとしてくれる。
「こんにちは帽子屋。また裁縫セット貸してくれる?」
「やぁ、アリス。これはまた一段と酷いね、女王さまはご立腹かな」
「そうなのよ」
「君は初めましてだね、私は帽子屋です」
「...初めまして、僕はMr.アリスです」
「アリスが二人に...ですか」
「わたしがアリスに復帰したら新しい役割をあげるわ!王さまなんてどうかしらどうかしら♪女王さまとお城で暮らしなさいな♪」
「...この世界に王と名のつく役割が増えるって有り?」
「有りですよ。...ただし女王さまに認められればです。はい、これ裁縫セット」
「......ふーん。あ、借りるな」
王さまだなんて冗談じゃない、処刑を狙って僕は役割を捨てたいとゆうのに。
役割を捨てた後に、どのようにして国から逃亡するか考えなくてはならないのに頭が痛くなる。
Missアリスに自身の頭を手で固定きてもらい僕は彼女の首を慎重に縫い合わせる。
血が出ないとはいえ、僕は医者ではないので吐き気がする。
首半分を縫い合わせたところでダラリと彼女が脱力をし、重みを感じる。
寝てしまったようで小さな寝息が聞こえる。
子供とは呑気なものだ、僕ならばこの状況下でうたた寝などできない。
「つかぬことをお伺いしたいのですがよろしいですか?」