テキストサイズ

永久の国のアリス

第3章 女王さまに会いに行こう!

「いやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああぁああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああっっっ!!!!!!」
「ほんああぁほんああぁっっっひうっほんああぁほんああぁっっっっ..ぁぁぁほんああぁほんああぁあああああんほんああぁほんああぁほんああぁ」
「...え? 」
「その名前で呼ばないでえぇ!!!いやああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああぁぁ!!!」

 僕が彼女をとある名前で呼ぶと女王が発狂し、Missアリスは可笑しなな聞き方をする。
 サイレンのように泣きわめく二人を見て僕まで発狂しそうた。

 頭を抱えながらも僕は手帳を開き、忘れないうちに記録する。
 ***はやはり二人に関連し、キーワードも***だ。

「...女王さま」

 僕は女王に近づき傅いて手を差し伸べしてみつ見つめる。
 身体と発する言葉が恐ろしく、僕であるのに僕じゃない行動をする。

「ひっ...」
「女王さま、会いたかった...お会いしたかった......僕の君主 」
「...アリス」

 身体が、脳がこの世界に侵され犯されているみたいな。
 触れてはいけない、近づいてはならない...なのに抱き締めたいだなんて。

「舞踏会を始めましょう♪ 」

 いつの間にか泣き止んだMissアリスが怖いくらい無邪気に笑った。
 その笑顔に僕は僕を忘れた、そんな気がしたんだ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ