永久の国のアリス
第1章 おいでませ永久の国!
「待てウサギ!ここは一体なんなんだ!っくそ、道が...! 」
呼べどウサギは振り反らず、足下のクリスタルが崩れてゆく。
死にたくはない、否や僕は死んでいるのか?わからない。
「ああああああああぁぁぁあああああああああああああああああっっっっ!!!」
何だよ、こんなのって無いだろあり得ないだろう、僕はまた死ぬのか?
崩れたクリスタルを蹴り上げて、茨の柵へ手を伸ばす。
届け届け届いてくれ!恐れるな刺が刺さろうと血が流れようと、肉が裂かれようと。
僕にはまだ復讐し呪いたい相手ができたんだ、やっとやりたいことがみつかったんだ。
例えそれが背徳だろうと僕は西園寺遊妃を許さない許さない許さない許さない許さない許さない許せない。
* * *
『政宗、起きて...起きてよ政宗』
誰かが僕の名前を呼んでいる、そんな気がしたんだ。
優しくて懐かしい僕の好きな声、誰がぼくを呼んでいる?
「アリス!起きなさいったら!!!」
「...知らない声....え?.........ひっ!」
「失礼ね、人を見て悲鳴?なんて女々しい軟弱な男なのかしら」
呼べどウサギは振り反らず、足下のクリスタルが崩れてゆく。
死にたくはない、否や僕は死んでいるのか?わからない。
「ああああああああぁぁぁあああああああああああああああああっっっっ!!!」
何だよ、こんなのって無いだろあり得ないだろう、僕はまた死ぬのか?
崩れたクリスタルを蹴り上げて、茨の柵へ手を伸ばす。
届け届け届いてくれ!恐れるな刺が刺さろうと血が流れようと、肉が裂かれようと。
僕にはまだ復讐し呪いたい相手ができたんだ、やっとやりたいことがみつかったんだ。
例えそれが背徳だろうと僕は西園寺遊妃を許さない許さない許さない許さない許さない許さない許せない。
* * *
『政宗、起きて...起きてよ政宗』
誰かが僕の名前を呼んでいる、そんな気がしたんだ。
優しくて懐かしい僕の好きな声、誰がぼくを呼んでいる?
「アリス!起きなさいったら!!!」
「...知らない声....え?.........ひっ!」
「失礼ね、人を見て悲鳴?なんて女々しい軟弱な男なのかしら」