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おかしなはじまりだったけどっ

第2章 第二章☆危ない三時間目

「なら条件っっ!!

してもいーけど、あたしとつきあってよねっ!!」



新庄くんは、ピタッと動きを止めた。




なんか、悩ましげな顔してる。



嫌なのかな……嫌われてはないって思ってたのに…


涙でそう。




「かおり……」


新庄くんが名前を呼ぶ。


涙目のあたしは顔をあげられない。


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