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変態彼氏の実験体っ♡

第1章 へんたい、降臨。

「なるほど。オーガムズまで二分三十秒。まだまだ開発する必要がある」

くた、とベッドに脱力した私の頭を、先輩は優しく撫でる。

「せんぱいのばかっ」
「うるさい。イかせてやっただろ?」

う。確かに前、生殺しってのはあったけどさっ!
なんか、先輩ってデリカシーないなぁ。モテるくせに。

「せ、せんぱい」
「?なんだ」

コーヒーを飲みながら、私に視線を向けてくれた。あ、やっぱ先輩。話す時はちゃんと見てくれるんだぁ。嬉しい、かも。


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