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変態彼氏の実験体っ♡

第1章 へんたい、降臨。


◇次の日。


「はい、先輩。おにぎりです!」
「お前、結局来たのか」

呆れ顔の先輩。
ふん、来なきゃお仕置きなの、わかってるもん。私は悪くない。お仕置きなんて受けてたまるか。

「ご飯抜きは辛いでしょっ。味がわからないほど熱中してても!!バイブ製作に!!」

だん!と先輩の目の前におにぎりをおいた。が、それを見て先輩は目を丸くしていた。

「き、今日は」
「ご       ま        し        お!!」

そう、今日は胡麻塩おにぎり。
味がわかんないなら、これでも同じだ!
言うだけ言うと、私はまた実験室を出た。


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