変態彼氏の実験体っ♡
第2章 せんぱい、萌える。
ゆき先生は、私をベッドまで連れてきて、ストン、と座らせた。
「それで、どうしたの?」
「せんぱいがぁあぁぁ!」
ぶわ、と私の目から無意識に涙がポロポロ溢れてきた。私、最低なの。先輩を信じてるのに、シットしちゃってた。あの、取り巻きたちに。
そんな私の心の声を察した、ゆき先生は柔らかい笑顔になって、私の頭をゆっくりぽん、ぽん、と叩いてくれた。
「またシットしたのね?あきちゃんは~」
「ふぇっ、ゔ、ゔんっ・・・」
「苦しい?ならやめちゃいなさい。彼を想うのは」
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