変態彼氏の実験体っ♡
第2章 せんぱい、萌える。
はぁ、はぁ。
なんとか切れてる息を整えて、保健室のドアを開けた。
「あら、あきちゃん。いらっしゃい」
「隆之せんせぇ・・・」
「ち、ちょっとぉ~・・・!いきなり泣き出さないでよ、あきちゃん!」
保険医の雪原隆之先生は私のお兄さんの様な存在で、所謂オネエ。
いっつも、先輩のことを相談していて、とーっても頼りになる先生。
「それに、アタシはゆき。隆之なんてよんじゃ、嫌なんだからー」
「ゆっきぃいい!」
「あ、あららら!
ま、まずは座りなさいよ。お話は聞くわ」
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