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貧乳ヒメと書かない作家

第15章 比較と乖離2

「如月先生?」

如月の異変を感じた担当編集の渡来野が本物の執事よろしくかしこまっていった。

「とらちゃん、仕事よ…そうね…。執事のままでいいわ、お願い」

「かしこまりました。それでは…お嬢様参りましょうか」

渡来野は跪いて手を差し出した。

「お部屋のほうへ御案内いたします」

そして着いたのは唯一ベッドのある部屋。
あの如月の部屋である。


「それでははじめましょうか」


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