
貧乳ヒメと書かない作家
第15章 比較と乖離2
「やめて…そんな…」
如月は不自由な腕をガチャガチャさせて訴えた。
「そんな?そんなことをしていたのはお嬢様の方ではないですか?」
「うぅっ…」
「悪い事をいう口はわたくしが許しません」
「んふぅっ!」
渡来野はその艶やかなピンクの唇に強引にキスをした。
激しくて呼吸するタイミングが…わからない!
「むぐぅっ!…っ!」
如月は苦しさに悶え脚をバタバタさせた。
男の渡来野の力にはかなわないとわかっていたが。
やっと離れた時、如月はむせこみながら深く息を吸った。
「とらちゃんやりすぎよ!」
如月が凄みを交えて咎めた。
あまりの恐さにびびった渡来野は急にバツが悪そうに
「えっ!?あ。すみません…」
と、素に戻ってしまう。
如月は大きくため息をついた。
「…せっかく雰囲気出てたのに…」
渡来野はやっと今夜の趣向を思い出して気持ちを切り替えた。
急に如月を方を見下すかのような視線を送り、
「わたくしめにそんな脅しは通用しませんよ…」
と言ったのだった…。
如月は半笑いでツッコミたい衝動を抑え、
やれやれという気分でそれに乗っかることにした。
如月は不自由な腕をガチャガチャさせて訴えた。
「そんな?そんなことをしていたのはお嬢様の方ではないですか?」
「うぅっ…」
「悪い事をいう口はわたくしが許しません」
「んふぅっ!」
渡来野はその艶やかなピンクの唇に強引にキスをした。
激しくて呼吸するタイミングが…わからない!
「むぐぅっ!…っ!」
如月は苦しさに悶え脚をバタバタさせた。
男の渡来野の力にはかなわないとわかっていたが。
やっと離れた時、如月はむせこみながら深く息を吸った。
「とらちゃんやりすぎよ!」
如月が凄みを交えて咎めた。
あまりの恐さにびびった渡来野は急にバツが悪そうに
「えっ!?あ。すみません…」
と、素に戻ってしまう。
如月は大きくため息をついた。
「…せっかく雰囲気出てたのに…」
渡来野はやっと今夜の趣向を思い出して気持ちを切り替えた。
急に如月を方を見下すかのような視線を送り、
「わたくしめにそんな脅しは通用しませんよ…」
と言ったのだった…。
如月は半笑いでツッコミたい衝動を抑え、
やれやれという気分でそれに乗っかることにした。
