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貧乳ヒメと書かない作家

第20章 誓い

桐生はキスしながらうっすらと目を開けた。

ぼんやりと千春のとじられた目に長い睫毛が伸びている。

あんなこと言った後だけど、

その閉じられた瞳に色気を感じて

桐生の中で理性と本能が闘っていた。

「ぁ…ん」

時々千春から漏れる甘い声。

そろそろやめないと歯止め利かなくなるな。

そう思って桐生が千春を引き離そうとするが、千春が首を固めてしまっているので動かない。

「むぐぅ…?」

千春はやっと桐生から離れた。

「先生、あたしのこと襲わなかったね。ちゃんと我慢できたじゃない」

「図ったな~」

あっぶね~!

「でも…


ちゃんと我慢できたことだし。


ちょっとくらいなら…


いいよ」



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