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貧乳ヒメと書かない作家

第29章 FURUSATO

タクシーも無い。

バスは…千春は一応時刻表を確認したが、無いみたいなものだった。

「そう歩かないから心配するな。
…もしもの時はまたおぶってやるよ」


「子ども扱いしてっ!」

千春はぷんぷんしながら桐生に続いて歩いた。

「――ここは俺の地元なんだ」





「こんな風に歩くなんて思わなかったよ」


「どうしたんですか、急に」

桐生先生、今日はやたらと遠い目多い。




遠視になった…とか?


まさか!


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